怒りっぽい性格との付き合い方

怒りやイライラがもたらすメリットとデメリット。短気さんの短所と長所とは?

このサイトでは口を酸っぱくして伝え続けていますが、怒りの感情は一概に悪者ではありません。

とは言え、短気さんにとって日本は生きにくい環境ですし、私自身、自分の短気に振り回されて疲弊しきっていた時期もありました。

確かその当時は…

terico.
terico.
長所と短所は紙一重って絶対嘘…短気はデメリットしかない!

って思っていました。

けれど、怒りの感情は不要なものではないので、必ずメリットもあれば長所にもなり得ます。

怒ってばかりで自分のことを責めてしまうのは、怒りを手放すためには逆効果。そんな思いでメリットについてもご紹介します。

怒りやイライラのコントロールが難しく、自分自身が好きになれなかったり、人間関係で悩んでしまったりという方には、こちらもおすすめです。

ブログよりも一歩踏み込んだ本質的な内容でお届けしています。

怒りがもたらすデメリット

まずここについてはみなさんもう痛感してるよ!って話かもしれませんが、念のためおさらいしましょう。

怒りって、一体どんなデメリットをもたらしてしまうものなのでしょうか?

短気 怒り メリット デメリット

エネルギーを大量に消費してしまう

エネルギーについては下記の記事も読んでみてほしいのですが、とにかく人間のエネルギーは有限です。

この有限な資源を使いこなすのは自分自身に他なりません。

特に怒りの感情というものは、そもそも自己防衛のために発動する、とても激しい感情です。

野生であれば、命の危機的状況で使われるものなわけで、普段の自分のポテンシャル以上のエネルギーが発揮されます。

そして問題は、そこにエネルギーを使いたいのか?という話。

本来であれば怒りたくないのに、外部からの刺激や攻撃で怒ってしまうと、自分の人生を充実させていくためのエネルギーが削られていきます。

どうせエネルギーを消費するなら、出来るだけ自分のために生産的に消費していきたいですよね。

短気 怒り メリット デメリット

怒ってる間ちょっとバカになる

頭に血が上っている時って、とにかく自分をコントロールするのが難しいですよね。

と言うのも、怒りとかイライラって緊急事態なので、視野が極端に狭くなります。

それと同時に、脳の可動領域も一極集中で狭くなっているんですよ。

試しに、九九を言いながらお手玉して、かつ怒れそうかどうか想像してみてください。

………絶対に無理そうじゃないですか?

つまり、怒ってる脳って実はちょっとお馬鹿で結構暇な状態。

なのにエネルギーばっかり消費するんです。

周囲への影響などもそうですが、自分にとってもデメリットが大きいことがわかりますね。

カズ
カズ
笑いながら怒る竹中直人さんてすごいんだねー。笑

怒ったことで自己不信感が増す

怒りやイライラで失うものの最たるものはこれです。

日頃から、怒ってもいいと自分に許可を出せている人なら良いのですが、この記事を読んでいるということは、少なからず怒りをなんとか封印できればと思ってしまっているはず。

そんな状態でコントロールが効かず怒ったりイライラしてしまったら、どんどん自己不信感が増していってしまいます。

本来人間は、誰が味方にならずとも、自分が自分の味方をしてあげられれば幸せを手にすることが出来ます。

逆に、どんなに好条件が人生に揃ったとしても、自分が自分の見方をしてあげられなければ人生は辛いものになります。

怒って人間関係がこじれても気にしない人は、怒りをどうにかする必要はありません。

けれど、怒ることで自分に辟易してしまうのであれば、それはすぐにでも怒りの感情をコントロールする術を身につけるべきなんです。

短気 怒り メリット デメリット

怒りがもたらすメリット

さてここからは逆に、怒りがもたらすメリットについて考えていきたいと思います。

毛嫌いされがちな怒りですが、怒りが世界を動かしてきた背景もあります。

どの感情よりも最大限にエネルギーを消費するものならば、逆に活かさない手はありません。

自分の中の価値観に気づくことができる

怒りに限らずどの感情もそうですが、何かが起こって自分の気持ちが動くと言うことは、そこに自分の価値観が眠っていますよと言うサインです。

例えば、

「ご飯まだ?」と言う簡単なひと言を旦那さんやお子さんから投げかけられたとします。

「今急いで作ってるのに急かされた!(怒)」

となるのか

「もうちょっと待ってね~。」

と答えるのかは、当然ながら人によります。

後者の場合特に感情は動いておらず、ただ事実だけを返しているので時に問題はありません。

前者の場合は、イラッとする裏にこんな価値観が眠っているかもしれません。

  • 一生懸命やっているのに家族は何も感謝してくれていない(=感謝すべきだ)
  • お腹を空かせるのは可哀想だからその前に作らなければならない
  • 頑張っている人を急かすような声かけはすべきではない

などなど

その価値観て本当に必要?世界共通?絶対的なもの?

イラッとしたら、自分の持っている価値観の再点検のいいタイミングです。

短気 怒り メリット デメリット

より良くしたいという正義感や上昇志向のエネルギーがたくさんある証

なんども言いますが、怒りの感情って、本当にエネルギーを大量消費します。

だから生まれ持ったエネルギー量の少ない人って、そもそも怒らないと言うか、怒れなかったりもします。

そしてよく怒る人というのは、自分の中にたくさんのルールを持ち運んでいます。

  • これは○○したほうがいい
  • こんな時は○○すべきだ
  • ○○するのは良いことで、××は悪いことだなどなど

そのルールの善し悪しは別として、そう言ったルールを守ろうとする姿勢はあなたの中の正義感の強さを物語っています。

また、組織の中で孤軍奮闘するようなタイプのおこりんぼさんは、例え自分が不利になろうとも、状況をよりよくしようとする上昇志向の強い人でもあります。

本来であれば歓迎されるべきそれらの素晴らしい素質を、怒りとして表現してしまうことで損をしているのであれば、それって本当にもったいないことですよね。

短気 怒り メリット デメリット

真剣さがつたわりやすい=人の気持ちも動かすエネルギーになる

いつもニコニコしていて自分の意見はあまり表に出さず、置かれた状況を飲み込むのが得意で誰からも好かれている。

あなたの周りにも、こんな人はいませんか?

怒りっぽい人からすると羨ましい限りかもしれません。こういう人は、何かしたいと自分が思えば、周囲も軽く助けてくれる場合も多く見えるでしょう。

けれど、何か今までとちがうことやチャレンジングなこと、もしくは突飛で反発を受けそうなことつまり革命的なことをやろうとした時は、波風を立てることも時には必要です。

他人の気持ちに波風を立てるというのは、そう簡単なことではありません。

こちらもそれなりの熱量を持って挑まなければいけないものです。

そんな時、適切な怒りの感情は心強い武器になります。

つい最近だと、国連の温暖化対策サミットで怒りを隠さず世界にぶつけたグレタさんの演説が記憶に新しいですね。

もし彼女が、同じ内容を角が立たないようニコニコ話していたら、果たしてこんなにも世界が注目したでしょうか?

怒りには、それだけのパワーがあるのです。

消してしまうなんて、もっての外!

怒りを全て消したらもはやあなたでは無くなる理由

一見デメリットばかりが目立つ怒りの感情ですが、しっかりとメリットもあるのだと理解してもらえたら嬉しいです。

それでも怒りの感情を消したい!と思ってしまうとしたら、それは少し危険なことかもしれません。その理由についてご説明します。

一つの感情を抑えると、全ての感情が死んでいく

人間の感情って、実は全て絡み合って連動しています。

誰だってもし可能ならば、喜びなどのポジティブな感情は大きく、悲しみなどネガティブな感情は小さく感じられたらと思いますよね。

だけどそれは最新の脳科学を駆使したとしても不可能なこと。

感情というものは、自然に発生して、平等に感じるように出来ているんです。

つまり、怒りを抑えようとすると、そのほかの感情も死んでいってしまいます。

怒らない代わりに、喜びも、嬉しさも、平等に感じなくなるって怖いですよね。

短気 怒り メリット デメリット

感情がない人間は果たして魅力的なのか?

人間の悩みの9割は人間関係だと言われています。

この世にたったひとりだったら、いくら怒ったってなんの弊害も起きないですから、

おそらくあなたが怒りの感情をなんとかしたいのも、人間関係が関わっているのでは無いでしょうか?

たくさん怒ったり、笑ったり、泣いたり、コロコロと表情を変える感受性豊かな人はとても魅力的です。

その逆で、感情が無いような人は、果たして魅力的なのかどうか……

波風を立てたく無い、嫌われたく無い。

そんな理由で押し殺すには勿体無いほど、感情豊かであることは宝です。

ぜひ押さえつけたり消したりする方法を考えるのではなく、上手に付き合う方法を探ってほしいなと感じます。

短気 怒り メリット デメリット

怒りの温存。メリットを残しつつ、デメリットを減らしていくにはどうしたら?

とはいえ自分を焼き尽くしてしまうような、無駄な怒りは消していきたいのは誰しもが願うところ。

メリットを残しつつ、デメリットを減らしていくために必要なことは、

日頃から、怒った先の結果に何を求めたいのかを考える習慣です。

怒りを活用するのと、怒りに飲み込まれるのでは雲泥の差。

怒ってもいい。けれど、怒った結果、どんな結果を望みますか?

もしその答えが、相手を叩きのめすための破壊的なものであるならば、人間関係が壊れるのは当然です。

そうで無いのであれば、まずは怒りの奥の感情や、怒ることで得たい未来を自分が決めましょう。

自分にとって最適な怒りの表現方法はなんなのか?

それを知るためには本当の自分を知ることと、心理の知識が役立ちます。

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