まさか生きづらさの原因が元々の自分の性格とか思っていないでしょうね?
ましてや性格改善しようとしてなんていないでしょうね!?
「生きづらい性格」なんてカテゴリーはありません。
本当の原因、しっかり知って楽しく暮らせるようになりましょ〜。
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生きづらさの原因は【性格】じゃない。
「生きづらい 性格」で検索すると4,770,000件(2020年現在)も出てきます。
どれだけ生きづらさを性格のせいだと思っている人が多いかって話ですね。
だけど、カウンセリングをして300人以上の女性たちをみてきた私は、生きづらい本当の原因て性格じゃないよなーって結論に至りました。
あなたは性格を変えなくていいんですよ。
じゃあどうする?ってところを、根本的な生きづらさの原因から紐解いていきましょう!
よくある一般的に生きづらいとされがちな性格5つ
他人と自分を比較する
上には上がいる。という言葉があるように、他者と比較することは無限のラットレースに踏み込むのと同じです。
比較すればするほど幸福度は下がるという研究結果もあるほどなので気をつけましょう。
自分を犠牲にすることが普通になっている
私さえ我慢すれば…という自己犠牲精神でいろいろなものを背負い込んでしまうタイプ。大人しい人とは限らず「私がやらないと仕方ないでしょ!」という姉御肌もこれに陥りがちです。
自分に厳しく完璧主義
向上心があるのは良いこと!謙虚なことは良いこと!も度を超えると完璧主義に転換してしまいます。
どこまでも自分を緩めてあげられなくなると、どこかでプツンと緊張も切れてしまいそうですよね。
白黒はっきりと物事を分ける
白から黒までのグラデーションが10段階あったとしたら、最初は白。最後は黒。その間の8段階は全部グレーです。
白か黒か!となってしまうということは、間の可能性を排除するということ。
視野が狭くなってしまうと苦しいのも当然ですよね。
自分の気持ちより外側の正解を優先する
この世の絶対の正義や、絶対の正解なんてものは幻想です。
ところ変われば常識も変わるし、環境や人や時間や空気や…全ての要素が相まってその時のベストを各自が決めるだけのこと。
それを常に読み続けて、正解を探すのはどう考えても無理です。辛くなるのも仕方ないかも…。
性格に原因があるという前提を疑え
上記のような「こういう性格って生きづらいよね」的な記事や情報は世の中にたくさん出回っています。
しかも自分が生きづらいなぁと感じる人はその原因を無意識に探しがちなので、
こういった情報を目にしては性格改善を試みたり、自分の嫌なところを揚げ連ねたりしていませんか?
だけどよく考えて欲しいんです。上記の特徴は性格ではなく【考え方の癖】【物事の捉え方の癖】【ただの習慣】ではないですか?
生まれ持っての性格とは、活発・優しい・人の気持ちに敏感・繊細・感受性豊か…とかそういうものですよね?
完璧主義で生きづらい人もいれば、完璧主義だけど生きづらさを感じていない人もいるわけで。
白黒はっきりと決める性格の人は「アメリカに生まれれば普通だったかもね」とか言われたりして、じゃあそれって性格原因じゃなくて国原因じゃん?とかね。
この「どうしようもないから自分が変わるしかないんだ…」という自己否定が自尊心を傷つけ、余計に生きづらさを生み出してしまうんです。
今よりも良くなりたいという向上心は大事ですが、今の自分を否定して違うものになろうとする努力は無意味…というか逆効果。
ちなみに、生きづらさの本当の原因はこの【思考の癖】が生み出す○○○なんです。
ぜひこの記事の続きを読んで、今日からは自分を否定するための情報集めはやめてください!
根本解決を目指しましょう!
性格に原因を見出してしまうと自尊心が傷ついて逆効果!
性格を変えるのではなく自分の癖に目を向けよう。
生きづらさの本当の原因はコレ一択。
【思考の癖】が生み出す○○○とは?
全ての悩みや生きづらさにはこれが関係しています。自分のことと照らし合わせて読んでみてくださいね。
あなたを悩ませる本当の原因
例えば……
と認識している人がいたとします。
実際その人が、結婚して、子供を産んで、大企業にも所属している。
けれど、お給料には不安がある…。と言う状況だったとしましょう。
側から見るとそんなに思い悩まなくたってそれなりに恵まれてそうです。
明日すぐにお金が底をついて路頭に迷うというわけでもなさそうです。
それでも本人的にはお給料について悩んでいます。
さて、この場合彼女が悩んでいるのは「お金が無いことそのもの」ではないの、わかりますよね?
彼女が悩んでいる原因は、
理想とする生活があるのに、それを実行できない……という【ギャップ】なんです。
そう、悩みというのは、自分にとって普通と思っている状態と現実との間に「ギャップ」がある時に発生します。
ちなみにこの例えは「理想と現実のギャップ」でしたが、そのほかにも様々な悩みの原因になるギャップは存在します。「自己評価と他者評価のギャップ」や「女性脳と男性脳の作りの違いによるギャップ」などもそうです。
ただこれらはあくまでも「自分と外部とのギャップ」なので気づくのも理解するのも割と簡単です。
潜在意識と健在意識のギャップ。
最も自分では気づきにくくて、だけど気づかないといつまでも一番苦しいのが、顕在意識と潜在意識のギャップ。
人間が自分で認識できている意識(顕在意識)は、全体の5%程度と言われています。
残りの95%近くは自分では認識できていないんですよね。
例えばダイエットをしたいのにいつも失敗してしまう!という場合、顕在的には「痩せたい」と思っていても潜在的には「食べたい」の方が勝っているので失敗に終わるわけです。
なのにそれを、顕在的な意志力でなんとか痩せようとしても、結局同じことのくりかえし。
ちなみに…潜在意識と健在意識のギャップを埋めて生きづらさを克服することは、あくまでも通過点にすぎません。
大切なのはその先。
最高最善な自分の姿を顕在意識と潜在意識の両側面から過不足なく把握したら、どんな人生を作っていくのも自由自在になります。
嘘みたいにどんどん理想の生活が叶っていきますよ!
生きづらさを克服する3ステップ。
様々なギャップの中でも顕在意識と潜在意識のギャップが一番生きづらさに影響するのには理由があります。
人は、自分が自分の味方でない時、自己不信感が高まり、常に不安と隣り合わせになってしまいます。
そのため、しっかりと自分の中の2つの意識を一致させていくことが大切です。
そのための3つのステップについてご紹介しますね。
Step1:ギャップに気づく
Step2:本当の望みを知る
Step3:ギャップを埋める行動をとる
Step1:ギャップに気づく
まずはギャップに気づくことから始めましょう。
潜在意識の動きに気づくためには【直感・違和感・感情】の動きを日頃から観察する癖をつけてください。
直感や違和感は、一見根拠のない勘のように思えますが、実際は潜在意識下に蓄積された膨大な量のデータが元になっています。
なーんか違和感を感じる…とか、
直感的にやっても大丈夫な気がする…という時は、なるべくその感覚を大切にしてみてください。
感情が発生する仕組みも、単なる性格に由来する反応ではなく、過去のデータをもとにインプットされたプログラムが関係してきています。
感情を大切にする方法については下記の記事で詳しく説明しているので見てみてください!
特にこの【感情】が湧いてきたら、できる限りノートに書き留めてみてください。
ノートに書きながら、どうしてその感情が湧いてきたのかな?
そう感じた裏にはどんな価値観が隠れているのかな?と探ってみてください。
そうすることで、現実と自分の中のギャップに気づくことができます。
Step2:本当の望みを知る
Step:1で自分の中のギャップに気づいたら、今度はそれがどうなれば最高なのかを考えてみましょう。
先ほどの「お金が欲しい」という望みの場合、ただただなんとなく「お金がもっとあればなー」というざっくりぼんやりした願いごとではなく、具体的に一体いくらくらいあれば自分の現実と理想のギャップが埋まるのかな?と考えてみると良いですね。
ちなみに、この【本当の望み】を炙り出していく中でネックになってくるのが、今まで生きてきた中で蓄積された思い込み(スコトーマ)です。
スコトーマについては下記の記事で詳しく説明していますので、どうぞ!
ここで大切なのは、誰かや何かに影響された望みではなくて、自分の心のそこから湧いてくる純粋な望みをあぶり出すことです。
人間の行動は感情に大きく左右されます。
純粋な望みであるほど感情が大きく動きやすくなり、現実が変わっていくスピードもアップしますよ!
Step3:ギャップを埋める行動をとる
現時点の自分の状況(顕在意識)と、本当の望み(潜在意識)のギャップがわかったら、あとはギャップを埋めるための行動をしていくのみです。
まずは自分なりで構わないので、自分のために行動してみてください。
行動しているという行為自体が、自分が自分の味方であると思えるために大事なんです。
ちなみに、行動の具体的な方法についてはまた別の機会にお話ししますが、現実は心理と脳が作り出しているものなので、根性で行動!とか無理して理想を追う!とかそういうお話は私はしません。
するっ!といつの間にか望んだ場所に立っている。
そんな願望達成が嬉しいですよね。
ね、性格全然関係ないでしょ?(笑)