それはどうして?
理由は人それぞれなように見えて、
結構共通点があったりします。
自分嫌いからの卒業のために、
心理と脳は役に立ちます。
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心理を通して私がずっと追求したものは、自分自身についてだった
私が会社員デザイナーを卒業して一人で仕事をするようになってからというもの、
心理学、脳科学、スピリチュアル、自己啓発などなど……様々な世界に首を突っ込んでは、その本質がどこにあるのかというのを散々模索してきました。
だけど結局つまるところ、私がこの数年間ひたすらに見つめてきたものって、学びや他者や起こる出来事を通して『本当の自分を探る事』だったんです。
という質問をよく受けるんですけど、それは他でもなく、結局みんな自分という存在に回帰していくからなんだろうなと私は解釈してます。
もともと心理を学ぼうと思ったのは、自分が嫌いだったから
私自身の話をさせてもらうと、私はずっと「子供っぽい」とか「大人なんだから○○しなさい」とかって言われがちだったんですよ。
それは、
っていつもわーわー我慢出来なかった私に対する周りの評価で、 実際 「大人なんだから我慢しろ」とか 「大人なんだから理解しろ」が出来なかったからなんだけど。
周りから見た私は、いつも言いたい放題わがままで自由に見えて、とてもしゃくに触る人物だったのかもしれないんですが、
その実みんなみたいに「大人」を飲み込めない自分を、自分が一番責めていたし、だめ人間だと思っていたんですよね。
自分嫌いから起こる負のループ
そんなこともあって、自分を出すのは我慢しなきゃ、大人としてちゃんとしなきゃって殻を厚くして自分を閉じ込めて、そうすればするほど腹のなかの本当の自分はそれに反発して大暴れ。
会社に行けば 「みんな間違ってる!」「もっとちゃんとしてよ!」「なんで私がこんなことを!?」 と孤軍奮闘して、その度に背後から感じる冷ややかな視線を感じては、
「また嫌われたかもしれない」 「もっとちゃんとした人は違うやり方が出来るんじゃないか」 「今よりも出来ると思われなきゃ居場所がなくなる」
なんて、妄想からくる(一部事実もあったろうけど)自己嫌悪に襲われて、帰宅してから自分を責めるの繰り返し……
で、次の日会社に行けばまた結局我慢できなくて 「怒り」という形でしか自分を表現できない。
という負のループに………。
スペックを聞いただけでも、神経質なくせに自分で背負いこみがちで、意図せずとも周りの状況を鑑みてしまうめんどくさそうな星の下に生まれてる……
なんて自分をカテゴライズしていたあたりも、がんじがらめだったんだなぁとしみじみしてしまうほど。
嫌いな自分の探していたものは、心理の中に全てあった
今の私のキャラクターってどう見られているのか自分で全ては把握できないけれど、
おそらくは、行動的で、はっきりしてて、 理論的でさらっとしてる。
みたいに思われがちなんだけど、それは最初からそうだったわけではなく、
私なりに、無駄に背負って来たものがあったからこその今なんですよね。
私自身、そういった経験を通して、何もかもがうまくいかなくなって、もうどうして良いか分からなくなった時に、今までは絶対に選ばなかったような世界に飛び込みました。
それが心理の世界で、ものすごく幸運なことに私の欲しかったものがそこに全部あった。
けど、私が想像していたようなコミュニケーション術や人間関係にまつわるテクニックとは全く別ものでした。
なのに、全てがそこにあると思えたんです。
自分を変えずに世界の見方を変えていくと現実が変わる不思議
実は今でも、信頼しているが故に甘えてしまう相手にはよく怒ります。
でも、なんで自分が怒ったのか、その本質を紐解けるようになると、大抵の場合が怯えてたり不安だったり、分かってほしかったりと相手を求めるが故の行動だから、
怒ってるうちは相手のこと好きな証拠だな。 怒っても大丈夫。と言う安心感があります。
正直なところ自分自身の性格は何も変わっていないのに、自分のいる世界が変わって、安心感や幸福感が後から付いてきたような感覚です。
しかも、自分としっかり向き合うと決めた人はとても魅力的で、それがどんな形であれ、もれなく全員人気度がベースアップするようでして。
そうこうしているうちに、周囲からも自分からも信頼が増して、行動もできるし助けてももらえるし…
と、幸せなことが立て続けに起こり、結果として願いが叶ってしまうという……。
心理の世界ってまだまだ解明できていないけれど、自分自身をしっかりと見つめた真剣度の高い人生を送る人には必ずギフトが来るようにできているんだろなーと、私はそんな風に捉えています。
一般的な大人像が存在するという錯覚はもう捨てよう
いわゆる一般的な「大人」ってやつになれない自分を責めて、そんな自分をどうにかしたくて心理の世界に飛び込む人って、きっと私だけじゃなくてたくさんいると思います。
人間関係をどうにかしたい、みんなと上手にやっていける方法を知りたい。って。
だけど、実際に飛び込んでみると、やることは真逆なんですよ。
大人になることは、周りに合わせられるようになることではなくて、自分を素直に表現できるようになること。
もしあなたが今、大人にならなきゃ、なんとかしなきゃって気持ちがあるならば、それは矢印が外向きになっている証拠。
人からどう見られるとか、人とどうなるとか、そうじゃなくて、自分がどうしたいのか?
自分と向き合うってそういうことです。他人は関係ない。
だからこそ不器用なあなたに心理をお勧めしたい
だからこそ、前向きなだけじゃない、「生きづらい」「自分が嫌い」「人の目ばかり気になる」と言う人には、心理を知る(本当の意味で自分を知る)ことをお勧めしたいんです。
表面上の自分を嫌って変えようとしているうちは何も変わりません。
自分そのものではなくて、世界の見方を変えるんです。
つい数年前までは、「人間不信」「人間嫌い」「自分大嫌い」で、怒り狂っていた私が言うんだから、説得力がありませんか?笑
ただ正直、心理を学び始めてから失ったものもあります。これもみんな通る道なんだとは思う。
だから、今の状態を手放したくない人に心理のお勉強をすることはおすすめしません。
私が一体何を失ったのか、それについては長くなったのでまた今度。
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