って思った時に注意したいのが、甘い誘いやキラキラした他人の投稿!
インターネットの発展のおかげで、独立起業することは昔に比べて格段にハードルが下がったけど、
それと稼げるかどうかは別問題!
正直、いきなり上手くいくビジネスはギャンブルです。
起業したい人は必ず読んで欲しい、当たり前だけど大事なお話!
Contents
消えた月商7桁のキラキラ女性起業家たち
2017年ごろだったでしょうか?
アメブロ×facebook周りがにわかに沸き立って、そこかしこで「月商7桁!」「誰でもできる!」「キラキラ起業!」と、
今まで普通に生きてきた会社員女性たちが大賑わいした時期がありました。
何を隠そう私テリコも、そのアメブロ×facebookバブルに便乗して独立を果たした1人です。
と言っても、私の場合は独立することが先に決まっていて、その時たまたまバブルが起こっていたのでそこに乗っかった形ですが…
有り難いことに、私はそのまま今日までビジネスを続けられています。
けれど、その当時月商7桁(100万円)をただきだして大人気だったはずのキラキラ女性起業家たちの9割以上は、2019年現在忽然と姿を消しています。
女性として独立し、素敵なパートナーにも恵まれ(当時はパートナー自慢も流行してた)もうこの先少〜しも寒くないわ!!
と、アナ雪のエルサばりに無敵最強だった彼女たち。(そういえばアナ雪が流行したのもこの頃だ)
一体どこに消えてしまったのやら…。
けれどこの現象、何もアメブロ×facebookだけに起こった突発的な現象ではないんです。
SNSのバブル的な盛り上がりは要注意
というのも、こう言ったSNSのピンポイントなバブル現象、実はそこかしこで沸き起こっています。
今だとTwitter×noteあたりが盛り上がってるかな。
twitterで爆発的にフォロワーを増やし、noteへ誘導し、記事を売るという構造。
アメブロ×facebookの時は、facebookで爆発的に友達を増やし、アメブロへ誘導してセッションやセミナーを売る。
売ってるものや手法が少々違えど構造は同じです。
Webの業界内には絶えずこう言った流行が発生しては消え、成功者が次々と移り変わっているんです。
だから、どこかのSNSが大流行したり、みんなが同じような手法で成功し始めたら要注意。
それはほぼ確実に長続きしません。なにせ流行だからね、必ず廃れる。
事実、noteは怪しい情報商材系が出回り始めましたよね。
こうなってくると徐々に普通の記事も売れなくなる。まだまだ時間はありそうですけどね。
一発屋で終わらないための3つのルール
じゃあSNSバブルには乗らない方がいいのか?というと、そういうことではありません。
ビジネスを軌道に乗せたり、キャンペーンを表に出すには素晴らしいブースターであることは事実ですし、
実際私みたいに、バブルを利用してもその後ちゃんとビジネスできる人もいます。
一発屋で終わらないために守りたいルールはこの3つ。
- 発信を続けること
- 流行に敏感であること
- 怪しいものを売らないこと
え!?まじで??って言いたくなるくらい普通ですよね(笑)
そう、普通なんです。だけど、これを守り続けることが何より難しい。
1・発信を続けること
もうこれは、足を使って営業しないスタイルを選んだならば必須です。
ビジネスは必ず何かを売りますが、その先には必ず買ってくれるお客様がいるわけで、お客様との接点がなければ成り立ちません。
すっごくいいもの持ってるから、誰か買いに来てくれないかなー?
……って、砂漠の真ん中で体育座りして待ち続けるのがいかに時間の無駄か、わかりますよね?
けれどこの話をすると結構誤解されるんですが、発信て何もブログを書いたりHPを作ったりすることが全てではありません。
広告打ってもいいし、営業マンを雇ってもいいし、
発信の方法は無限にあり、どれを選ぶかはその人の性格とか生活とかスタイルによります。
形は何であれ、お客様との接点を途切れさせずに持ち続けること=発信です。
2・流行に敏感であること
これも起業したいなら必ず必要なスキルです。
特に1人起業の人は、うっかりすると情報が離れ小島状態になりかねません。
毎日通っていれば、どこかしらから流行や売れ筋の話が小耳に挟める会社員とは環境が違うんです。
しかも、決定権は常に自分。
入ってきた情報をいちいち鵜呑みにしてたら一気に流されてしまうので、一部分だけではなくて、どれだけ多くの情報を自分なりに取っていけるか?そこが重要です。
これって、平たくいうといかに時代の流れを読むか?って話なんですよね。
3・怪しいものを売らないこと
2017年にキラキラ起業が流行したとき、せっかくブースター使って爆発的に売れたのに…継続する力もありそうだったのに…失墜した人を数多く見てきました。
その理由のうちの1つは、怪しいものに手を出したから。
怪しいといってもその基準は人それぞれなので、曖昧なものを含まないために誤解を恐れずはっきり言いますね。
自分の商品を売りたいなら、ネットワークビジネスには手を出すな。これに尽きます。
一口にネットワークビジネスと言っても色々ありますよね。
良いものを売っているところもあるし、全然中身に問題がないビジネスがあることは承知の上です。
それでも、もしあなたが自分のオリジナル商品を売りたいならば、ネットワークビジネスという形態を取っている、他人の商品は売るべきではないです。リスクが大きすぎる。
その理由は長くなるのでいつかまた。
夢見る前に知って欲しい、一気に億万長者になれない脳の仕組み
退屈でストレスフルな会社員生活を抜け出したいと思ったとき、どうしても目についてしまうのが成功している人たちの素敵な投稿。
もし会社員を卒業するならば、あの人たちみたいになりたいな。って思いますよね。
私はビジネスにおいては超現実主義なところがあるので、誰でもああなれますよ!とは口が裂けても言いません。
けれど、超現実主義な私でも、それに近いところまでいける人は大勢いる。と思っています。
先ほど紹介した3つのルールをきちんと守れば、ある程度のところまではみんな行けるんです。
だけどそれは、今すぐじゃない。これも断言しておきます。
その理由は、人間の脳の仕組みにあるんです。
人間の脳は現状維持するようにできている
人間にはホメオスタシス(恒常性の維持)という機能が備わっています。
恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(希: ὅμοιοστάσις、英: homeostasis)とは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。
ウィキペディア
難しいこと抜きでむちゃくちゃ平たく言いますと
という脳みその機能です。(平たすぎ?)
つまり、それが借金まみれだろうが、ストレスで胃に穴が開いていようが、頭で望む望まないに関わらず、今いる場所が居心地が良いと感じるようにできているわけです。
どんなに辛かろうとも生きているのだから、そのままで…という、人である前の動物としての機能ですね。
そんな機能を持っているのに、いきなり大きなビジネスの成功なんて狙おうもんならどうなるかというと、無意識レベルで自らぶち壊しにかかります。
脳が「危険」と察知してしまうんです。
つまり、SNSバブルの波に乗ったのに消えていった人たちは、億万長者になるための脳の準備が整っていなかったがために、
自分の脳みそ様に、元どおりの生活に戻されていったのではないかな〜と私は考えています。
ちなみに…私の脳はなかなか頑固で大変でした
そんな人間の脳の仕組みや、心理について頭では知っていた私はどうなのよ?という話ですが、私の脳はなかなかに頑固者でして、ビジネスのスケールを拡大していくことに、まぁなかなか時間がかかっています。
実はずっとやりたい事があって、やりたいやりたいと言い続けてはいたんですけど、全然その手の仕事が来ませんでした。
要はまだ私の脳にそのスケールの仕事が馴染んでませんよって話だったんですね。
で、どうしたらいいんだろ〜?と思いながらも散々行動したら、最近やっと…というか立て続けに、 やりたいスケールの好みな仕事が舞い込んでます。
もしかしたら、今までもチャンスはあったのかもしれないんですけど、脳がそれを拒否している状態だったからスルーしてたんでしょうね。
事実、実力的にはずっと前からできたはずの仕事なんです。
なのに来ないのは、実力がどうこうという話ではなく、私の脳のスケールに合っていないものは受け取れない。それだけの話なんです。
脳の現状維持状態を抜け出すために必要なこと
じゃあ私はどうやって脳のスケールを拡大していったのかというと、ここが私の頑固なところでして、自分が経験してみないと納得しなかったので時間がかかったんです。
1つ1つ、経験を重ねて納得して、そうか、これをやるとこうなるのね。というのを体感まで落とし込んでいきました。
本当は、成功している人の近くにい続けたり、本を読んだり、話を聞いたりするだけで脳が馴染んでいく人もいるんですよ。
だけど私は根がとても警戒心が強く臆病なので、それでは納得できなかった。
どのレベルで自分の脳が納得してくれるのかは、もちろん人それぞれです。
ただ1つ言えるのは、さっきの発信のルールと同じく、行動しなければ新しい景色は見えない=脳も動かない。です。
行動の内容はなんでもいいから、とにかく自分の脳を物理的に理想に近づけてあげる努力を続けるのがポイントです。
それでも活動が嫌になってしまったらどう乗り切るか
真面目に発信を続けて、勉強もしっかりして流行もキャッチし、怪しい誘いにも乗らず…
それでも、ひとり起業は自由で孤独な道のりです。時に嫌になる時もありますよ。
そんな時に私が大切にしていることが2つあります。
1つ目は、自分がその仕事好きか? 研究に値するのか? 飽きる日は来ないのか?っていう気持ちの部分。
資格だとか、今の会社が嫌だからとか、そういうマイナスを埋めるための行動が起業だった場合に、挫折しやすいのはここが原因だと思います。
結婚と同じですね。条件で結婚すると、後々乗り越えようとした時に理由が見つからなくなる。
他の人でもいいんじゃん?てなる。
けど、その人にしかない尊敬する部分とか、信頼する部分とか、それが大切なのと同じ。
で、もう1つ大切にしているのは、その行動はなんのためか?という部分。
発信はビジネスのためのツールだし、ビジネスは自分が叶えたい未来のための道筋です。
そのさきに一体何があるのか?これが見えてなきゃ目先の発信が辛くなるのは当たり前。
会社員を長く続けるのと同じように、起業も長く続けるのは大変なこと。
一発屋も億万長者になるためには時間が必要です。
長い目で見て、自分が何を成し遂げたいのかを考えて「今」の行動を決めたいですね。