要は自分がどういう状態であるかによって、目の前の現実も同じような反応を示すよ〜といった話、よく聞きますよね。
でも、自分の在り方を変えていくことは、人生を輝かせるためにとっても重要であると同時に、何十年も無意識で生きてきたやり方を変えていくのはそう簡単では無かったりもするんですよね。
もちろん、私がお伝えしている心理プログラム(このブログやメルマガなど)で在り方を変えていく方法もお伝えしてるんですが、もっと手っ取り早く自分の望みを手に入れやすくする方法…それが予言!なのです。
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自己充足的予言とは?
【自己充足的予言】とは、社会学者のR.K.マートンが提唱した言葉で、心理学用語として使われています。
この用語、ちょっと難しいのですごく簡単に説明しますね。
例えば、起き抜けに「今日は1日いい日になるぞ〜!」と口に出すのと、
「今日もなんだか冴えない1日になりそうだ…」と口に出すのでは、
その日1日に起こる出来事そのものが変わってしまいます。
なぜかというと、人間の脳には自分に必要な情報をキャッチして、いらない情報を見なかったことにするという機能が備わっているからです。(RASって言います)
「良い1日になるぞー!」と口に出せば、良い1日になるべき要素を脳が勝手にキャッチして、良くなさそうな出来事は見えないように隠します。
その逆も然り。
「今日もさえなさそう…」と口に出せば、その通りの現実になるよう脳がせっせと働いてくれちゃうんです。
でも本人は自分の脳がそんな風に働いてるとは気付きませんから、まるで予言が当たった…!!みたいな感覚になるわけですね。
4ステップで完了!自己充足的予言の出しかた。
じゃあさっそく予言を出してみよう!って、今までやったことも無いし、本当に叶うのかわからないし、どうすれば…?という感じかと思うので、本当に叶いやすい自己充足的予言の出しかたを4ステップでレクチャーします。
ちなみに、続けてみるとわかるけど、予言の的中率ってすごいです。
私はこの予言を出してアップデートを続けることで、独立起業も果たしたし、鎌倉移住もほんの数年で実現できました。
step1:ネガティブな感情を見逃さずにキャッチする
step2:何が嫌かを深掘りしてみる
step3:じゃあどうなったら最高?パターンを出してみる
step4:予言を出して、放置する。
step1:ネガティブな感情を見逃さずにキャッチする
人間はポジティブな感情よりも、ネガティブな感情の方が敏感にキャッチできるという特徴があります。
なので、イラッ!モヤッ!などの感情がわいた時は、予言を出すチャンス!
きっと今まではイライラモヤモヤしないように抑えてきたと思いますが、今日からはしっかりとキャッチして、未来を変えるきっかけにしましょう。
ネガティブな感情が出てきた時が仕事中や育児中など手が離せない時の場合は、何かメモでも良いので「〇〇でイラッとした!」とだけでも書いておきましょう。じゃないとせっかくのチャンスを忘れてしまうので。
step2:何が嫌かを深掘りしてみる。
次にやることは、なんでネガティブな感情がわいたのかな?と言う部分を深掘りしてみてください。
人が不快感を感じるときは、必ず何かしらの自分が大切にしている価値観【観念】が裏側にあります。
一体どんな観念を刺激されたから不快に感じているんだろう?
ここを知ることで、より自分の気持ちにフィットした予言を出せるようになります。
例えば、こんな例。
この女性は【アドバイスを受けたら結果を報告するのが当然だ】と思っています。
その奥にある観念としては、
- 受けた恩は返すべき
- 人に親切にされたら相応の誠意を見せるべき
- アドバイスしたからには関係者であるとみなされるべき
などが考えられます。
これは一例なので極端ですが、こういう観念を持っているとしたら、彼女が嫌がっているのは報告がないという事実のさらに奥。
- 報告されない私=大事にされていない
- 報告されない私=なめられている
- 報告されない私=仲間外れだ
単純に報告されないのが嫌!で止まってしまうと、
とかって予言を出してしまいがちなんですが、それが的外れだってわかりますか?
本来この女性が出すべき予言はこちら。
となりますよね。
感情を深掘りしてみないと、わからなかったところです。
あの人が悪いから怒ってる!とかで終わらせないようにしてください。誰かのせいで…という状態のまま予言を出しても、それは他人に意識が行ってしまっていて、自分の予言を叶える原動力にはなりません。
step3:じゃあどうなったら最高?パターンを出してみる。
自分の本当の気持ちに気づいたら、あとは楽しい作業です。
そのモヤモヤした感情が、どうなったらスカッと最高に解消されたり、おもわず頬が緩んじゃうくらい幸せな状況に変化しそうでしょう?
思い切り妄想を膨らませて、いくつでもパターンを出してみてください。
大事なのは、自分で制限を設けないこと!
いつだって人生の上限を決めてしまうのは自分自身です。
あなたがどんなに非現実的な予言をだそうとそれはあなたの自由。
誰に言う必要もないし、許可もいらないし、それが実現するかどうかは今のあなたには予測もつかないことです。
だから、思い切り楽しい妄想を繰り広げましょう。
そんな予言どうしたら叶うんだろう…?という【叶える方法】は一切考えなくてOKです。
叶える方法を考えてしまうと、今の自分の考えられる範囲の予言に小さくまとまってしまいます。
step4:予言を出して、放置する。
一旦予言を出したら、もうそれは脳にインプットされてRASは勝手に働いています。
私の場合はノートに予言を書いておいて、たまに見返しては「いつ叶うかな〜」とニマニマして過ごすくらいで、あとは特に努力したり、生活を変えたりはしなくてもOK。(したければしてもOK)
予言を出したらやるべきことは、予言が叶うかどうかを見張る生活をはじめることではなく、予言は叶うものだと信じて目の前の暮らしを全力で楽しむこと!
信じて放置するって意外と難しいんですよ。自己信頼が高くないとできない。
なので、予言を出しても不安になっちゃうときは、自分を好きになれるようなことをして過ごすのが一番です。
予言が叶うまでにはいくつものフラグが立っているものです。
すっかり放置して過ごしつつも、これ予言が叶うフラグじゃない!?って思うような出来事が起きたときは、迷わず食いついておきましょう!
NGな自己充足的予言の出し方ワースト5!
自己充足的予言は、良い予言も悪い予言もあなたの脳に影響を与え、その結果はあなた自身の言動や他者からの扱いにまで及びます。
冒頭にも書きましたが「今日もさえない1日になりそうだ…」と口に出せば、さえない現実を運んでくるんです。
だからこそ、悪い予言の例も見ておきましょう!
1.承認欲求から派生した予言
承認欲求から派生した予言は基本的にあなたの本心とズレています。
具体的に言うと、会社で出世してみんなから認められたい!とか、きれいになって彼を見返したい!とかそういうもの。
それらははみんな、根本の「愛されたい」という本心から派生したもの。
枝葉の欲求を叶えても意味がないので、承認欲求だなと感じたらちょっとストップ!です。
2.「今の自分」ベースの予言
人間は生きている限り成長欲求があります。
数年後のあなたは今とは全く別人レベルで様々な経験を血肉に変えているはずなんです。
だから、今の自分が「できない」と感じることも、数年後にはどうなってるかわからない。
だとしたら、今の自分をベースに考えてできそうな範囲で予言を出すのは、自分の可能性に蓋をしていることになってしまいます。
3.ネガティブなまま出す予言
例えば借金があったとして、銀行の残高ばかり眺めてモヤモヤしていると「借金をなるべく早くゼロにする」とかって予言になりがち。
だけど、あなたの本当の望みは借金を返済することじゃなくてその先の生活を豊かにしていくことのはず。
だから、ネガティブな感情はワクワクすることを思い出すきっかけとして使ったらお役目終了。
いつまでもそこに意識を持っていかれるのはやめましょう。
4.他人次第で結果がかわる依存的な予言
予言の的中率は高いですが、あくまでも自分の脳の作用を使っているので、他人の脳に対してまで通用するものではありません。
「彼が私と結婚してくれる」とか「会社の上司が別人のように優しくなる」とか、そういった依存的な予言は叶いません。
ちなみに依存的な予言というのは、誰かが自分の思う通りに動いてくれないと自分は幸せになれない!と感じてしまう他人軸の予言です。
あくまでも軸は自分というのを忘れずに!
5.叶わないかも?とそわそわしながら出す予言
叶うとは到底思えない予言を出すのは全然問題ありません。
ただ、その予言を出したあとは注意が必要です。
これ本当に叶うのかなぁ?と何度も何度も不安な気持ちで予言を確認すると「叶っていない今現在の自分」の姿を何度も再確認しているようなもの。
脳は繰り返されると強く認識すると言う性質があります。
「叶っていない」事実を何度も反復して認識するくらいなら、今現在を楽しく暮らすことに全力を注いでください。
自己充足的予言まとめ
ただなんとなく暮らしていくよりも、格段に早く、望む未来まで連れて行ってくれる自己充足的予言。
予言するだけならタダなので、使わない手はないかなと思います!
ちなみに私のクライアントさんの中には、この予言を使って、転職を成功させたり、子育てが格段に楽になったり、全く異業種だけど夢だった職についたりしています。
無料プログラム(メルマガ)ではさらに踏み込んだ内容まで落とし込んでお話ししているので、ぜひ読んでみてくださいね!