誰でも色々な不安に押しつぶされそうになります。
そんな時に、ちょと考えてほしい質問やアドバイスをお伝えします。
私も元々は10年以上の会社員。
不安をかなぐり捨てて勝手気ままな生活を手に入れたからこそ言える、
視点切り替えのヒントがいっぱいですよ!
Contents
会社を辞めるタイミングってどうやって決めればいいんだろう?
会社を辞めたいけど、本当に辞めていいんだろうか?
ここを辞めたらもう次はないかもしれない…
そんな不安や葛藤が頭に浮かんできて、辞めたいけど辞められない…
というグルグル思考に陥っていませんか?
未来が見えれば「ここがベストだ!」というタイミングもわかるけれど、そんなものは見えるわけもなく。
そうやって時間が経つほどに、どんどん追い込まれて正しい判断ができなくなってしまうなんてことも。
まずは、こうなったら辞めることを考えましょう!と強く伝えたいパターンについてご紹介します。
一刻も早く辞めるべきは身体に不調をきたした時
もし、過労やストレスで心身に支障をきたした時は、迷うことなく辞めるタイミングです。(正直もう遅すぎているくらい)
中には本当に社員を家族のように扱ってくれる会社もありますが、大抵の場合、会社はそこまでの面倒は見てくれません。
というか、あなたがそんなに追い込まれてしまうまでには、たくさんのサインを自から出したこともあったはずです。
様々な事情はあるとは思いますが、それを見過ごしてきた会社である以上、今後も期待するような対応は望めない可能性が高いです。
ちなみに、心身に支障をきたしてしまい働くこと自体が難しい場合、失業保険はすぐに支給してもらえる可能性もあります。
まずはハローワークに行って、そこまでなってしまった理由や、失業保険について窓口に相談してみましょう。
前例を見よう。人も会社も大好きなのは現状維持
会社を辞めたいなと思った時は、逆を言えば今後の人生をどうしたいか考えるチャンスでもあります。
まずは自分のなりたい将来像を自由に想像してみてください。
この時大事なのは、できる限りの制限を外して考えること。
パートナーがいないから…
貯金がないから…
手に職がないから…
そういった今現在の条件は一切無視して、いつかこうなれたら最高に嬉しいな!を膨らませてみてください。
そして、今の会社でもそれが実現できるのかを考えてみましょう。
実現可能かどうかわからない時は、ぜひ先輩社員の働き方を見てください。
会社も人も、今の状況を改革していくのはものすごいエネルギーを消耗するものです。
もしかしたら将来会社が変わる可能性はあるかもしれませんが、いつ訪れるかわからないその改革にあなたの人生を賭けますか?
もし、こんな風に働きたい!と思える先輩社員がいるなら良いですが、どの人も疲れ果てていて、あんな風になりたくないな…と思うなら、早めに離れた方が良いかもしれません。
会社を辞めたいと思った時、自分の中から湧き上がるブレーキ色々
緊急事態ではないけれど、辞めたくて仕方がない時ってありますよね。職業選択は自由です。
なのに辞めないのはなんで?仕事なんて星の数ほどありますよ?と言われても「でも………」となってしまうのは、きっとこんな考えが頭に浮かんでは消えて葛藤しているのでは?
カウンセラー視点でそれぞれの考え方に疑問を投げかけてみますので、きっかけとしてぜひ一度考えてみてくださいね。
円満退職しないといけない?
誰の目を気にしてですか?
去ってしまえば誰もあなたを追ってきたりしません。
自分ファーストで考えましょう。あなたの人生です。
20日前までに退職届を提出し、引き継ぎをして去る。
これだけできれば、他に何か問題ありますか?
(退職届の提出期限は就業規則にもよるのでそこは要確認です)
次を決めないと辞められない?
自己都合で辞めても失業保険がすぐに支給される条件は意外とたくさんあります。
そこに当てはまってはいませんか?
もしくは、たとえ貯金がゼロだったとして、一時的なアルバイトをすれば良くないですか?
もちろん、次が決まっていたら安心して辞められます。
けれど次を探している間に体を壊すようなことがあってはいけませんし、仕事の状況によっては次を探す時間も取れないかもしれません。
探す時間がないのに、決まらないと辞められないなんてことになったら…一生そこにいるしかないですよね?
繁忙期を避けて退職しないといけない?
自分に正直になったら、繁忙期より前に辞めたくないですか?
誰だって忙殺されるのは嫌で当然です。
もし、会社の同僚が大好きで、その人たちのためにも繁忙期は手伝いたい!というのであればもちろんOKですが、
繁忙期にはなんとなく辞めづらい…ですとか、
繁忙期に辞めたら嫌な顔をされる…なんて理由なら、気にしなくていいのでは?
働くことは人生において大きな時間を占めます。
他者ではなく、自分を軸に時期を決めていきましょう。
残っている人に迷惑がかかる?
これは気になるのもわかりますが、それを言ったらずっと辞められません。
みんな我慢しているのだから、自分も我慢しよう。なんてことになれば、お互いがお互いを縛り付け合う関係性になってしまいます。
本当に信頼できるいい関係の職場ならば、困ったときはお互い様。きっとあなたの新しい未来への決断も、喜んで後押ししてくれるはずです。
もしそれを阻止するような相手なら、ちょっと過激ですけど、迷惑かけたっていいんじゃないですか?
背負っていただきましょうよ。笑
ボーナスをもらってから辞める?
緊急の度合いにもよりますが、
「一刻も早く辞めたいけど、この先が不安だからボーナスだけは…!」となっているなら少し考えものです。
職場を変えることは生活を変えること。
生活が変わるということは、人生も大きく変わっていく可能性が高いです。
そんな決断のタイミングを、たった数十万円のボーナスに左右されますか?
たとえ貯金がなくても、日本にはたくさんのセーフティネットがあるので大丈夫です。
転職回数が多いから辞められない?
「もう3回も転職してしまったので、次は慎重にならないと辞められません」
カウンセリングをしていると、そんな声をよく聞きます。
けれど、もう今の日本は終身雇用は当たり前ではありません。
企業がこぞって副業OKにする裏側には、もう全ての面倒は見られないから自分で自分の生活を保障して!という裏メッセージも見え隠れします。
転職回数が多いと不利だとはよく聞きますが、時代は変わっているんです。すでに都市伝説なのかもしれませんよ?
○○がないから辞められない?
手に職がないから、お金がないから、人脈がないから…
○○が無いから辞められないと言っている人は、おそらくその○○が手に入ったら、次は△△が無いから…と言い出します。
無いものにフォーカスするのは、自分が動けない理由を説明するためにあるのかもしれません。
辞められない理由ではなく、辞める方法が何かあるだろう。と、「無い」よりも「ある」にフォーカスしてみましょう。
必ず何か見つかるはずです。
自分が甘いのかもしれない?
自分に厳しく真面目な人が陥りがちなこのパターン。
どこからどこまでは甘くて、どこから先なら頑張ったから辞めてよしなんでしょうか?
例えば同じ環境でも耐えられる人と耐えられない人がいたとします。
果たしてそれは本当に、本人の甘さが原因?
人はそれぞれ特性が違います。
誰かにとって最高な職場は、他の誰かにとっては地獄という可能性もあるんです。
周りと比べて甘い、甘く無い。ではなく、自分がどう感じているのかを大切にしましょうね。
3年経ったらやめられる?
正社員神話・転職回数神話・会社の上にも三年神話
この3つを【日本三大昭和の働き方神話】と呼ばせていただきたい。笑
確かに昭和の時代はそうでした。
ですが、時代はもう昭和どころか平成を飛び越えて令和です。目を覚ましてください。
誰が決めたのかわからない3年という謎の数字に縛られるのは辞めて、自分にとっての今はどうなんだ?と考えてみてくださいね。
会社を辞めたいのに、外側からかけられるブレーキ
いざ自分の中で辞めることを決意しても、それを阻むような力が外から加わることもあります。
そんな時どうしたらいいかという考え方のヒントを掴んで行ってくださいね。
引き止められると断りづらい?
「あなたがいないと…」という期待をかけて引き止めようとされることありますよね。
確かに、叱責されるよりもずっと後ろ髪を引かれてしまいます。
けれどあなたは今の職場に納得できていないから辞めたいわけです。
情に流されてしまっては同じことの繰り返しになります。
もしそんな話になりそうな時は、どうなったらこの会社にいても良いのか?という条件を持って話し合いに臨んでみましょう。
給料アップ?
有休消化?
部署の異動?
昇給?
条件が通ればいても良いなら交渉のタイミングですし、何かの条件が揃ったっていたく無いような会社なら、引き留められても辞めるという覚悟を持って辞めると伝えましょう。
辞めさせてくれない?
退職を願い出たのに、上司に却下されたなんて話をたまに聞くことがあります。
けれどそれこそ正にパワーハラスメント、在職強要と言われ、近年問題になっています。
契約の内容により一定期間やめられないという場合もありますが、多くの場合(特に正社員)は期限の定めはない場合がほとんど。
それなのに辞められない時は、話しあいの内容をメモや録音し、ハローワークに相談に行きましょう。
親や友人から止められる?
あなたが世間一般的にみてとても恵まれた(ように見える)大手企業に勤めていたり、転職回数が多かったりした場合、周囲からの反発も辞めづらい原因の1つになるかもしれません。
しかも親も友達も、心配して良かれと思って言ってくれている場合がほとんどです。
悪気がないだけに無視もし難いところではありますが、次のことを忘れないでください。
何かの決断をする時は、必ずその決断の行き着く先に責任を取るのは誰なのか?それは誰の問題なのか?というのを考えてみてください。
例え親であっても、あなたの人生の責任は取れません。
そして生き方に正解はありません。
あなたが本当にしたいように、自分の心に正直に生きること。
これは誰にも侵害されない、人としての権利なんです。
会社を辞めるという出来事を重く捉えすぎなのかもしれないよ?
さて、ここまでで辞めるのをためらう理由をことごとく潰してきてみました。笑
ここで誤解しないで欲しいのですが、私は会社なんてさっさと辞めればいいとか、独立すればいいとか、そういうことは全く考えていません。
ただ、自分の会社員時代を思い起こすと痛いほどわかるんです。
会社という狭い箱に毎日押し込められてしまうと、どうしても視野も狭くなりがち。
毎日同じ場所で同じ人と会って、その中の常識や暗黙の了解が存在するんですもの。そうなってしまうのは当然です。
だから、会社の枠からはみ出た立場として、別の視点もあるんだよ!というのを考えるきっかけになれればと思っています。
辞めてもいいし続けてもいい
会社は、辞めてもいいし、続けてもいい。
タイミングはいつだっていいし、いつ辞めたって絶対にあなたは大丈夫。
カウンセラーとして何人もの女性を見てきて、心からそう思います。
人は自分で選んだと胸を張って言える決断には積極的になります。
逆に、人から押し付けられた選択肢にはどうしたって消極的です。
ちゃんと自分で決断したならば、ちゃんと自分でどうにかできます。
そういう力がちゃんとみんな備わっているんです。
だから、大切なのはいつ辞めるか?というタイミングではなく、私は本当はどんな人生を歩みたいのか?です。
いいタイミングなのでじっくり考えてみましょう。
辞める「パターン」については考察してみたほうがいいかもしれない
もしあなたが今まで何度か転職をしていて、辞めるパターンに何かしらの共通点があるんだとしたら、それについては次を決める前に少し考察が必要です。
人間は多くの選択や行動が、自分が思っている以上にパターン化しているんです。
もし、何度転職しても嫌な人に睨まれてしまったり、毎回ものすごい量の業務をこなすことになってしまったりするようであれば、
もしかするとあなた自身がそれを引き寄せてしまう「思考の癖」を持っているのかもしれません。
それは自分ではなかなか気づきにくいものですが、考え方のコツを掴むとどんどんパターンを壊していくことも可能になります。
それについては、無料のメルマガでもお話ししていますので、記事最後のバナークリックで登録してみてください。
最後に、私が一番伝えたいこと
私は会社員を10年以上続け、4回転職を経験し、3年以上のモヤモヤ葛藤期間を経て、決死の覚悟で会社員から卒業しました。
独立してからは長年続けていたデザインの仕事をセーブしてまで、新しいことができる自分を信じたくてカウンセリングのお仕事を優先した時期もありました。
今でこそ勝手気ままに生活していますが、元々は、正社員絶対!産休育休万歳!一生勤めあげられる会社はどこ!?とガチガチに凝り固まって迷走していたんですよね。
そんな私でも、人間の心と脳の特性を学んで、自分の癖を修正していくことで勝手気ままは手に入りました。
そのことを少しづつでも伝えていって、自由な人生を手にできる女性を1人でも増やしていきたいんです。
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