地道な努力をするのも良いけれど、先に自分の脳みそを騙して近道するって方法もあるんです!
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私にとって難易度が高いのは怪しいBarよりも吉牛のテイクアウト
見てくださいよ。この扉。
めっちゃくちゃ怪しいですよね。(笑)
これは新宿にあるBarの扉です。
先日、新宿に宿泊した際にせっかくだから新宿Bar巡りしようと思いまして、超絶怪しい雑居ビルの中にあるこのBarに一人で入ってみたんですわ。
けど、私全く緊張しなかったんですよね。
入ってみたらお店の人にまでびっくりされましたけど、まぁそりゃそうだよね。と。
30代女性で一人でサーっとBar入ってくる人って稀ですから。
そんななのに次の日、吉牛で牛丼テイクアウトしたくてドア入った時に緊張している自分に気づきまして。(笑)
何に緊張してんのかわかんないんだけど、とにかく居心地が悪いし勝手が分からない。
要はBarはどこ行ってももう私の中では「普通」の範疇で、吉牛は範疇じゃないってことなんですよね。
つまり私にとっては見知らぬBarに入るという夢を叶えるよりも、吉牛をテイクアウトするという夢を叶える方がハードルが高いんです。
願いを叶える時に一番足かせになるのは自分の脳
このBarと吉牛の例でも分かる通り、結局自分の夢を叶いやすくしているかどうかって、その物事に対して自分がどんなイメージを持っているか?なんですよね。
だって普通に考えたら、Barの方が店舗数も少ないし金額も高いし入りにくいっしょ!と思受けど、実際問題そんな物理的なことはさておき、私はBarの敷居は簡単にまたぐけど、吉牛の自動ドアは重い…自動なのに。
つまりは自分の限界を決めているのは自分でしかなくて、まずはその「叶えるのが難しい」という思いこみを外してあげないことには動きが鈍いよって話なんです。
足かせをはめたまま、毎日一生懸命筋トレして、足かせついてても早く走れるようになってもいいけど、私だったらまずはその足かせどうやって外そうかなって考えるもの。
外した上で筋トレしたら何倍も早く走れるしね。
難易度が人によって違って感じるのはどうして?
じゃあそもそも「夢が叶えるのが難しい」と感じてしまう原因はなんなのかというと、これは簡単。自分にとって馴染みがあるかどうかの違いです。
例えば歌舞伎役者の子供に生まれたら、自分は歌舞伎役者になるものだと思って育つだろうけど、全く関係ない家柄で育ったら、いくら歌舞伎が好きでも歌舞伎役者になるのは難しそうだなぁって思いません?
歌舞伎役者の子供にとって歌舞伎は身近で馴染みのあるもの。ただそれだけの違いなんです。
他にも結婚なんかもそうです。
20歳の頃、結婚生活って想像つきましたか?いずれするのかなぁ?くらいには思っていても、ほとんどの人がリアリティがなかったはずです。
けれど30歳も近くなってくると、婚活を始めたり、結婚前提の人としか付き合わなくなったり、リアルな動きをし始めますよね。
だけど、結婚に対しての馴染みが違う。それがそのまま難易度の感じ方に繋がります。
脳を騙して最短距離で願いを叶える方法
先ほどの結婚の例で言うと、20歳と30歳の違いはなんでしょうか?
一番大きな違いは、周囲に結婚している人がいるかどうかです。
今の日本では20歳くらいだとまだ結婚している人は少ないですよね。けれど30歳近くなると急激に既婚者が増えてくるため、一気に結婚に対してのハードルが下がってきます。
都心よりも地方の方が結婚年齢が早いのも、全体的に早いからつられて早くなると言うのもあります。
だとすると、叶えたい願いのハードルを下げるのも同じこと。
- 願いを叶えている人のコミュニティに身を置く
- 願いを叶えている人の話を聞きに行く
- 願いを叶えている人の本を読む
- 願いを叶えている人を探す
手を替え品を替え、とにかくリアリティを与えてくれる人の近くに身を置くのが大切です。
いつの間にか脳が騙されてくれて「私にも叶えられる気がする〜」ってなります。
こう考えると、独身女性ばかりで集まって「彼氏できなーい!」と話すのなんかは逆効果ってことがわかりますね…。(笑)
実録。私が鎌倉移住を果たすまで
私は昨年鎌倉移住を果たしたのですが、最初は全く移住なんてできないと思っていました。
そこで人間のこの特性を使って、先に脳に鎌倉を馴染ませたんです。
まず鎌倉に頻繁に行くようにして、次に1ヶ月滞在してみて、さらには鎌倉の物件を内見してみて、そうこうしながら鎌倉の人たちとたくさん話をしました。
半年もすると段々と鎌倉が体に馴染んできて、サクッと移住を果たしました。
海の近くに住みたい!と思い始めたのは10年以上前なのに、思ってるだけでは全く現実にはなりませんでした。けれどただ鎌倉の空気を吸う機会を多くしたら、たった半年で決断できたんです。
いきなり決断するのが怖かったり、到底叶え方がわからなかったり、そんな時はひとまず考えるのをやめて、脳を騙す方に舵を切るのが一番。
ぜひ試してみてくださいね!